さて、今日はネット上で話題となっているフィッシャーのニューモデルスキー「穴の開いたスキー板」について。ご存知の方も多いと思う。
現在アルペンスキーワールドカップ男子スラロームランキングでメーカー別トップの成績を走っているフィッシャー。2位のアトミックに200ポイント以上差を付け独走している。その秘密はトップの先端にある穴の開いているスキー板だ。過去にも穴の開いたスキー板が70年代にもあったので、今に始まったことではない。ただ、このフィッシャースキー板には2つのタイプがあり、表彰台バージョンは丸い穴、レース用は三角形っぽい穴がスキー板の先端にある。
この穴の開いたフィッシャースキー板は1970年後半〜80年代に活躍したREAD Ken (CAN)のフィッシャーモデルと似ている。(当時の写真はこちら⇒http://www.skinet.co.jp/ski-and-ski/work/Biography/Bio-M_Read.htm)
この穴開きフィッシャーは伝説のスキーヤー、フランツクラマー(AUT)も履いていたことがあったがこの当時フランツクラマーはフィッシャーに対し不快感があった。商業的な考えのフィッシャーは彼に穴の開いたスキー板を強制的にクラマーに履かせようとしたが、彼は断固として拒否し続けた。なぜなら穴の開いたスキー板が嫌いだったというエピソードがある。このことが原因かわからないが、フランツクラマーは後にフィッシャー→クナイスル→ブリザードとマテリアルチェンジしていくことになった。当時の穴開きフィッシャースキーは現在のスラロームモデルではなく、ダウンヒル用として使用されていた。ちなみにクラマーが嫌がったこの当時の穴開きフィッシャースキー板は数々の結果を残している。
今マリオマット(AUT)らが履いているフィッシャーも結果をきちんと残しており、TOP10に数人送り込む完成度を示している。イビツァ・コステリッチ(CRO)がワールドカップでは珍しい1年契約にしたのも、この丸いスキー板計画があったからかもしれない。約30年ぶりに「スキー板に穴を開けた」フィッシャーは勝負に出たといっても過言ではないだろう。
具体的な構造の理由はわからないが、調べる限り雪面などから来る(もしくはスキーヤーが加える力)無駄なエネルギーを減らすのが主な目的のようだ。またこの穴の開いているフィッシャースキーはテール部分も改造されており、丸い半円でテールのセンター部分がカットされている。
ここ数年でコンピュータテクノロジーが急速に発達し形が変わりつつあるF1マシンと同じく、スキーマテリアルもさらなる変化を迎えようとしているのかもしれない。
FISW杯男子回転ブランドランキング
*このランキングはワールドカップの成績でポイントを付けている。
1 Fischer 920.00
2 Atomic 685.00
3 Rossignol 600.00
4 Voelkl 145.00
5 Nordica 100.00
6 Blizzard 90.00
7 Elan 45.00
8 Head 45.00
詳しい写真はこちら(現在の穴開きフィッシャー)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shinichiro/article/81
現在アルペンスキーワールドカップ男子スラロームランキングでメーカー別トップの成績を走っているフィッシャー。2位のアトミックに200ポイント以上差を付け独走している。その秘密はトップの先端にある穴の開いているスキー板だ。過去にも穴の開いたスキー板が70年代にもあったので、今に始まったことではない。ただ、このフィッシャースキー板には2つのタイプがあり、表彰台バージョンは丸い穴、レース用は三角形っぽい穴がスキー板の先端にある。
この穴の開いたフィッシャースキー板は1970年後半〜80年代に活躍したREAD Ken (CAN)のフィッシャーモデルと似ている。(当時の写真はこちら⇒http://www.skinet.co.jp/ski-and-ski/work/Biography/Bio-M_Read.htm)
この穴開きフィッシャーは伝説のスキーヤー、フランツクラマー(AUT)も履いていたことがあったがこの当時フランツクラマーはフィッシャーに対し不快感があった。商業的な考えのフィッシャーは彼に穴の開いたスキー板を強制的にクラマーに履かせようとしたが、彼は断固として拒否し続けた。なぜなら穴の開いたスキー板が嫌いだったというエピソードがある。このことが原因かわからないが、フランツクラマーは後にフィッシャー→クナイスル→ブリザードとマテリアルチェンジしていくことになった。当時の穴開きフィッシャースキーは現在のスラロームモデルではなく、ダウンヒル用として使用されていた。ちなみにクラマーが嫌がったこの当時の穴開きフィッシャースキー板は数々の結果を残している。
今マリオマット(AUT)らが履いているフィッシャーも結果をきちんと残しており、TOP10に数人送り込む完成度を示している。イビツァ・コステリッチ(CRO)がワールドカップでは珍しい1年契約にしたのも、この丸いスキー板計画があったからかもしれない。約30年ぶりに「スキー板に穴を開けた」フィッシャーは勝負に出たといっても過言ではないだろう。
具体的な構造の理由はわからないが、調べる限り雪面などから来る(もしくはスキーヤーが加える力)無駄なエネルギーを減らすのが主な目的のようだ。またこの穴の開いているフィッシャースキーはテール部分も改造されており、丸い半円でテールのセンター部分がカットされている。
ここ数年でコンピュータテクノロジーが急速に発達し形が変わりつつあるF1マシンと同じく、スキーマテリアルもさらなる変化を迎えようとしているのかもしれない。
FISW杯男子回転ブランドランキング
*このランキングはワールドカップの成績でポイントを付けている。
1 Fischer 920.00
2 Atomic 685.00
3 Rossignol 600.00
4 Voelkl 145.00
5 Nordica 100.00
6 Blizzard 90.00
7 Elan 45.00
8 Head 45.00
詳しい写真はこちら(現在の穴開きフィッシャー)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shinichiro/article/81






